Code Day's Night

ichikawayのブログ

PHPカンファレンス福岡で発表した苦闘の物語の裏側

PHPカンファレンス福岡2023、非常に盛り上がりましたね!久しぶりの開催でしたが熱気があって素晴らしいカンファレンスでした。

私はカンファレンススタッフをしつつ、プラチナスポンサーとしてスポンサーセッションに登壇しました。

fortee.jp

スポンサーセッションですが宣伝だけでは面白くないのと、自由な内容でお話しできそうだということで、セキュリティのSaaSを8年運営してきた苦労話をしてきました。

非常に情けない話も盛り込んだので発表は笑いも多めで盛り上がりました(と同僚からは聞いています)。

諸事情で登壇資料は公開できないのですが、もうすぐセッションの動画が公開されますのでそちらをお待ちください。

スポンサーセッションの内容を作るまでの苦労話

実はスポンサーセッションは初めてで、何か面白い話をしたいなと思いつつもどういった内容が良いか決めかねていました。サービス運営の苦労話をしたいという考えはありましたが、なかなか内容を決められずにいました。

そんな時に、「だが情熱はある」というドラマを見ていて非常にインパクトのあるフレーズに出会いました。

 

「人はね、本気で悔しかったり惨めだったりする話は面白いんだよ」

これだ!と思いましたね。

もう情けない話ばかりの8年間だったので惜しみなく大変だった話を出すことにしました。情けない話を面白く出しつつ、どん底からどのように這い上がってきたのかという知見を共有する形にしました。

 

このような情けない話を中心とした内容だったので、インパクトのある発表になったのではないかと思います。登壇後は、サービス運営している人たちから、わかる!という共感を得たり、VAddyはうまく行ってると思ってたのでびっくりでした、という感想をいただいたり、色々な方から声をかけてもらえました。

ただ今回の発表はストーリーと勢い重視でやったので、市川だけが苦労したりサポート頑張っているような印象を与えてしまったかもしれません。実際はチームで悩みながら進めてきましたし、VAddyツイッターの中の人(私ではありません)が相談会を全部やっていたり、複数人でチャットサポートしています。私1人だったら暗黒期間は耐えらずに逃げていたはず。

 

さいごに

久しぶりのカンファレンス発表でしたが、誰かの心に少しでも残る発表ができたのではないかという感触があって気持ちが盛り上がりました。

まだまだ情けない話や惨めな話、どん底から這い上がるためにやってきたことはありますので、もし興味があればどこかのカンファレンスでお会いしたり、VAddyとしてブース出している時にお話しできればと思います。

 

VAddyのブースで匿名アンケートに答えた方にこのタンブラーを配ったのですが、反応もよくて喜んでくださる方が多くて嬉しかったです。アンケートをしてもらう際に「営業はかけません!」とVAddyツイッターの中の人(私ではありません)が言いながらやってたのも好印象だったようですw