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ichikawayのブログ

PHPカンファレンス福岡 スタッフ物語

PHPカンファレンス福岡2023が無事に終わった。Backlogのチケット数は258件、開催から3週間後の現在は残り7件まできている(開催後もやることがあるのがカンファレンス運営)。

私は2015年に初代実行委員長をして、それからずっとスタッフをしている。初年度から一緒にやっているのは赤瀬さんとあと1名ぐらい。何を求めてこんな大掛かりなカンファレンスをずっとやっているのか分からないけど、それでも一緒にやってくれるスタッフ、毎年楽しみにしてくれる参加者、スポンサー、登壇者の皆様によって続けられている。それに家族のサポートも必要だった。本当に感謝しかない。

 

カンファレンスができるまで

今年は清家さんが実行委員長だったが、実は2020年の開催からずっと清家さんが委員長のターンで開催ができなかった。その間も毎年開催ができないか検討し、会場の空きを聞いたり、一時はスポンサー募集までやった上で開催キャンセルの決断もした。長い長い委員長の責務を果たし、ご苦労様でしたと言いたい。(まだ終わってないけど)

膨大なすべてのチケットを見て、把握して、必要なタイミングでフォローし続けた赤瀬さんの役割は大きく、赤瀬さんがいなかったら開催できなかったかもぐらいの印象。

もちろん他のスタッフもデザイン、発注、司会台本作成、会場設営などやることが山のようにある中でうまく動いていた。今年はほとんどトラブルなく300人規模のカンファレンスが運営できた。数年ぶりの開催で、スタッフも半分以上が入れ替わっているのに、素晴らしい流れだった。

今まで知らなかった人とスタッフという属性で集まって一つのものを長い時間かけて作り上げる、それが1日であっという間に終わる、それをもう6回もやっている。

なんだかよく分からないけど無償で多くの時間と労力をかけて創り、誰かが喜んでいる、自分が楽しめている、大変だなと言いながら一緒に笑っている、自分の人生の幸せの一部がここにあるような気がする。



自分のスタッフ活動の振り返り

当日は寝不足と若干の二日酔いという酷いコンディションで始まった。スタッフが自律、分散、協調しつつスムーズに午前中を終えた印象がある。

PHPerKaigi主催の長谷川さん(@tomzoh)から、オープニング前に前説やるなら一緒にやるよと声をかけてもらったので、何を話したらよいのか分からないまま前説をやった。長谷川さんはPHPerKaigiで慣れているだけあって一緒にやると安心感がある。唯一悔やまれるのは、参加者に聞いてみようと無理やり富所さん(@hanhan1978)に絡み、どこから来ましたか?の問いに「横浜」と答えてくれたのに、もしかして横浜の北のほうから?というフリをせずにYokohamaNorthAMネタに繋げられなかったこと。申し訳ありませんでした。

LTは今年もコメンテーター制度をやりたくて、LTの司会やまとめは市川にお任せを!と他のスタッフに了解をとって突き進んだ。小山さん(@koyhoge)と長谷川さん(@tomzoh)にお願いし、コメンテーターというずっと前で発表を聞いて1分ぐらいで尺を合わせてしゃべるという難易度の高い役を引き受けてくれてありがたかった。参加者と一緒に作っていく感じがしてやってて嬉しかったし、聞いている人たちも楽しんでいるように見えた。

 

カンファレンスの外もカンファレンス

PHPカンファレンス福岡2023とは別に、非公式に2日前の全然野菜(前前夜祭)と、前日のイベントが2つ、カンファレンス翌日のアフターハックという感じで非公式イベントが多くあり、福岡に長く滞在した県外からの参加者も楽しくやっていた模様。

こういった何だかよく分からないが勝手に立ち上がって一緒に盛り上がっている感じがすごく良い。

そして懇親会の後も2次会、3次会と続いて盛り上がっていた。人数がいて突発的に発生する2次会、3次会をリードするのは非常に大変だが、P山さん(@pyama86)が率先してこなしていてさすが2次会のプロ!という気持ちと、これによって県外からの参加者に福岡の体験がよかったという記憶を残したのではと思う。

 

さいごに

カンファレンスは終わらない、終われば次のカンファレンスの準備が始まる。たぶん。