オンラインで開催されたPHPカンファレンス2020に登壇してきました。
VAddyとしてはブロンズスポンサーで協力させて頂きました。
「DNS改ざん検知ツールの実装とDNSパケットの世界」というタイトルで、前半はドメイン名ハイジャックの仕組み、事件例、対応ツールとしてのNScheckerの話をしました。後半は、DNSは面白いことを伝えたく、DNSのパケットやプロトコルの話をしました。
DNSは30年以上の歴史があり、その仕組みが現在のインターネットを支えています。ドメイン名ハイジャックの事件を知り、怖くなって改竄検知ツールNScheckerを作ったのですが、その時にDNSプロトコルを勉強してその面白さに気付きました。
後半では、DNSの面白さが少しでも伝わればと思い、あえてバイナリデータのダンプを表示してラベルやオフセットの仕組みを解説しました。
今年の夏頃にPodcastに色々出てドメイン名ハイジャックの話やNScheckerの話をしたのですが、そもそもドメイン名ハイジャックの前提をちゃんと共有しないといけないなと気付いたので、今回の資料ではドメイン名ハイジャックの仕組みと実際の事件を取り上げました。
発表動画はこちらです。
はじめてのオンラインカンファレンス登壇
大きなカンファレンスでのオンライン登壇は初めてでしたが、PHPカンファレンススタッフの方が手厚く事前リハーサルをしてくださり、大きなトラブルなく発表できました。事前リハをあれだけの時間かけてやっているのはすごいです。
当日も直前の接続テストや、登壇中にZoomの参加者画面から残り5分の表示をしてくれたりと、丁寧にサポートしてくれて助かりました。
発表では、私がiPhoneでプレゼンタイマーを開始し忘れて、それに途中で気付いてそこから緊張感が増してしまいました。オフラインの発表だともう少し心に余裕があったのですが、初めてのオンラインでミスしてしまいました。こんな時も、気付いたタイミングで余裕ある対応をしたいものです。(@blue_goheimochiさんも同じような失敗をしたようなので、みんな慣れない中でやってるんですよね。ナイストライってことで!)
懇親会はZoom懇親会でした。仕掛けとしてブレイクアウトルームにランダムに選ばれた5,6人が転送されてそこで15分会話、15分経つと強制的にメインルームに転送される仕組みでした。まるでGANTZのようだと思いました(戦わないけど)
そういえばGANTZを3巻まで読んで止まってたので、読み直したら面白すぎて止まらずに気付いたら13巻まで買ってました。