Code Day's Night

ichikawayのブログ

ConoHa VPSでUbuntu20に追加IPのみ設定する

ConoHa VPSでUbuntu20を選択しインストール。
ConoHaの追加IPをコンパネから追加。
追加IPはデフォルトでは許可ポートが全て拒否になっているので全て許可にする。

 

Ubuntuにsshログインし、/etc/netplan/10-gmovps.yamlを下記のように上書きし、OS再起動。するとデフォルトでついてたeth0のIPはなくなり、追加IPのみがこのOSで扱えるようになる。

 

network:
  version: 2
  renderer: networkd
  ethernets:
    eth0:
      dhcp4: no
    eth1:
      addresses: [xxx.xxx.162.24/23]
      gateway4: xxx.xxx.162.1
      dhcp4: no
      nameservers:
        addresses: [8.8.8.8]

 

addressesが追加したIP、その追加IPのデフォルトゲートウェイをgateway4に記載。
ネームサーバはConoHaのリゾルバを使わない場合は8.8.8.8などを指定。

どのDNSリゾルバを使っているか確認する方法
systemd-resolve --status

 

このConoHaのドキュメント
https://support.conoha.jp/v/setipv4/

が参考になるが、これだとOS作成時のデフォルトのIPがeth0、追加IPがeth1になる。このサーバから外部サーバにアクセスするとソースIPがeth0のデフォルトのIPになるため、それが嫌だったので今回のように追加IPのみで通信できるようにした。

 

Ubuntuサーバガイド

https://ubuntu.com/server/docs

 

OS再起動せずにnetplanで再読み込みさせる方法もある。

netplan try --timeout 10


とすると、再読み込みして問題があれば10秒後に元の設定に戻してくれるためリモートでの作業は安心。

 

 

ついでに

Ubuntu20でnftablesを利用する方法

apt install nftables
vim nftables.conf で設定ファイル変更
systemctl start nftables.service